年の暮れ

冬休み、クリスマスにお正月、楽しいことの多い季節ですが、年内の仕事に追われる仕事人や受験生のみなさんには辛い時期でもあります。ある大学の学報を読んでいたら、学問を志す人へのメッセージで、美学・芸術学が専門の伊藤亜紀教授という方の言葉が心にとても響きましたので、紹介させていただきます。

「人の役に立つ仕事に就くために大学で学ぶ」という考え方は素晴らしいと思います。しかし、それがすべてではない。学問とは、本来、己の人間性を磨くためのものです。芸術作品を愛し、その面白さを他者にも伝え広めたいという、自分の純粋な知的欲求に、もっと正直になっても良いのではないでしょうか。学生さんには、結果だけに捉われず、多分野にわたって知識を吸収することそのものを楽しんで欲しいと私は考えます。The ICU No.45 潜入!研究室 より

芸術を愛する人のすてきな言葉を栄養に年内精一杯がんばり、良い年を迎えたいと思います。みなさんも良いお年をお迎えください。