お茶の緑

茶摘み

親戚のお茶畑で、一番茶の摘み取り作業を手伝いました。
摘みたての緑鮮やかな、やわらかい葉を広げると、なんとも言えないお茶のいい香りが漂い、深呼吸して綺麗な空気と共に吸い込みました。お茶の葉の色はその後の蒸す作業で、さらに鮮やかな緑色になります。その蒸す温度と時間によって、お茶の色は決まるそうです。お手伝いしながら「茶摘み」の歌を口ずさみたくなったのですが、残念なことに歌詞を忘れて冒頭の一節しか歌えなかったので、帰ってきて調べてみました。

夏も近づく八十八夜
野にも山にも若葉が茂る
あれに見えるは
茶摘ぢやないか
あかねだすきに菅(すげ)の笠

日和つづきの今日此の頃を、
心のどかに摘みつつ歌ふ
摘めよ 摘め摘め
摘まねばならぬ
摘まにや日本の茶にならぬ

「八十八夜」とは、節分、入梅、土用、彼岸などと同じ雑節のひとつで、立春から数えて88日目、5月2日頃にあたります。”八十八”という字を組み合わせると「米」という字になることから、この日は農業に従事する人にとっては特別重要な日とされてきたそうです。
じきに本格的な夏に突入します。新茶をいただいて、この季節の変わり目を健康に乗り切りたいと思います。