MARS仲間入り

MARS

今日は楠々社に新たに到着した二人目の石膏像、Marsをご紹介します。
読み方はマルス。マースと呼ばれることもあるようです。端正な顔立ちに逞しい身体のこの若者は、ローマ神話では戦いの神とされています。Marsには意味がもうひとつ。そう、火星です。火星の占星術記号は♂。男性を表す性別記号と同じです。マルスが戦い、男性像の象徴、ということと結びついて興味深いです。ちなみに女性を表す性別記号「♀」は金星ヴィーナスの占星術記号だそうです。石膏像をきっかけに、ギリシア神話、ローマ神話を一から学んでみたいと思い始めました。

マルス=戦いの神とはいえ、猛々しさや荒々しさよりも、繊細さ、気品を感じるこの青年に、みなさん会いに来てくださいね!

ベレニケ?

PAGEANT美術大学受験生にはなじみ深いこの石膏像のことを調べてみると、像のオリジナルが現存せず、わからないことが多いみたいだということがわかりました。
pageantの言葉の意味のひとつとして、歴史・伝説・宗教等をモチーフとし、華麗な衣装を着けての行進(儀式等の意味を持つ行進)、野外演劇、華麗・壮観な出し物を見せる展示会等のことを言うそうです。名前も固有名詞ではないのかもしれませんね。綴りがあっていればの話ですが‥。
以下、石膏像ドットコムさんのページで紹介されている内容を引用します。
この石膏像の原形となった彫像は、フランスのルーブル美術館に収蔵されています。「パジャント」という名称は日本国内のみのもので、ルーブル美術館の目録では「ベレニケ(Berenice)」と呼ばれています。フィレンツェのウフィッツィ美術館にも、ほぼ同形の彫刻の頭部が収蔵されていますが、そちらでの表記も「ベレニケ」となっています。「ベレニケ」とは、一般的に古代地中海に見られた女性名で、とくに古代エジプト・プトレマイオス朝の女王・王妃を指すとされています。複雑に編み上げられ左右に垂れ下がる髪型が特徴的で、これはアフリカ系リビア人を表す図像とされています。
‥というように、名前も他にもあるようで、核心に迫れない華やかな女性像の像というイメージでしょうか。ネットで調べただけの早合点です。長くなりましたが、楠々社に最初に来てくれたそんな石膏像PAGEANTの目線で、これからのブログをお届けしていきます。

石膏像を迎えに行く

pageant大学の先輩から石膏像を譲っていただきました。何もなかった教室が、ぐっと絵画教室らしくなりました。記念すべき最初の石膏像はPAGEANTです。
後ほど届くMARSとツートップで、末永くデッサンのモデルとして活躍してもらいます。